REPORT No.172_2010/11/06_外房~内房

久しぶりに外房ホームに入ることにした。
ここは潮位が低い時しか入れないので22:30の干潮のタイミングにポイント入りし、上げの時合を狙う。
潮位が高くなると戻れなくなるが、だいたい時合終了が戻りにちょうどいい潮位になるという感じ。
ゲーム時間にして2~3時間といったところ。

さて、現場に入ったのが22:00少し前。
先行者さんにひと声掛けて隣に入らせてもらう。
一級ポイントの船道ではなく、船道脇のシャローな岩礁帯、水深にして約2m前後。

潮は予想に反して濁り。凪、風弱く釣り易し。

タックルはラグゼAJ74Mに、2lbフロロ、1gJHにスリムクローラー1.8inのシンプルセッティング。

まずは表層から中層をリトリーブでチェックしていく。

開始数分後、1バラしのあと


スリムクローラーS/K(ケイムラ)で1匹目、20cmキャッチ(22:00)。

先行者さんにもヒット。群れが回ってきたようだ。






ちょっとサイズアップの23cmの上顎にフッキング。
スリムクローラーS/ACRG(アミクリアグローラメ)で(22:13)。

今日はいわゆる前アタリを強く意識しての釣り。
意識していると今まで見落としてきたものがわかるものだ。

バイト、バラしをしながらも二匹三匹と追加していくが
5匹ほどキャッチしたところでリトリーブではどうも反応が悪くなってきた。
そこでボトム攻めで魚を探していくとバイトがあるのだ。
普段はリトリーブの釣りで諦めているポイントだ。
従来自分の中でボトム攻めというとJHスプリットによるリフト&フォール。
しかし今回はボトムズル引きをベースに、止めたり、ちょっと浮かせて誘うと
アジがついばんで来るのがわかる。

実はひとつ疑問があったのは鯵の吸い込み力だ。
ジグヘッドは1gとはいえ、あれだけ小さな固まりで1gという物体は
生物(アジのエサ)の世界では不自然だろう?
いくらワームが付いているとはいえアジのエサとしては非常に重いはずで、
それをどれだけ吸い込めるのだろう?という疑問だ。

しかし、実際にはボトムをズル引き(たまにストップ、シェイクも)していると
それを吸い込もうとする奴がいる。
(ま、今となって冷静に考えてみれば金魚だって底の小石を吸ったり吐いたりしていることを考えれば
魚には元々それなりの吸引力はあるということに気づくワケだが)


見事に上顎フッキング(23:47)。
この日最大の25cmはボトムネチネチで食ってきた。
掛かり場所がいいのでフックがなかなか外れなかった。
後半はスリムクローラーS/K(ケイムラ)が大活躍だった。




疑問その2。

前アタリ=吸い込みアタリ。
実はこれもよくわからなかった。
吸い込むということは非接触かと思っていた。
もちろんアジが吸い込み動作を始めてアジの口に接触する直前のコンマ何秒かは非接触、
つまりラインだけが引っ張られることになり、事実それを感知するようなしないような話もあるが
それは自分には及びもつかない次元だ。
しかし、非接触と思っていた前アタリは、吸い込むとはいえ吸い込んだ時に多少はアジの口に接触するので
それがアタリとして出ることがわかった。
ミクロの世界だが吸い込みにも初期と後期があるわけだ。
初期と後期の時間差はコンマ何秒でありいずれにしても吸い込んだ状態=吐き出す前に合わせれば
上顎にカッチリ掛かるはずだ。
自分は今回吸い込み時の接触アタリを感じてアワセることまではできていたはずで、
事実、後半のアジはほとんどしっかり上顎に掛かかっているものばかりだった。


ところで上顎フッキングの快感は何か?
上顎フッキングは実は結果であり楽しみはそこにはないと考える。
これまではアジがバイトしてフックに乗ってロッドティップが持っていかれてから反応していた。
反応した時、アジは既に反転してアッチ向いてるわけだ。
ロッドが持っていかれたからロッドを戻しているだけで、
アワセた気になっているがこれはアワセではないだろう。
この時多くの場合、キャッチできてもフックはすぐにはずれる。

しかし、今回はどうだろう。
アジが吸い込んだ時にアワセているのでアワセた時にはアジはまだこっち向き。
つまりアワセた瞬間綱引きをするのだ。ロッドが曲がる。ビックリして?アジが踏ん張る。
ほんの僅かの時間、根掛かりのようになる。これがなんとも楽しいのだ。
このやりとりの結果、上がってきたアジの上顎にはジグヘッドが突き刺さっているというわけだ。


といわけで今回二つの大きな発見と進歩があった。

ひとつはボトムズル引きでもアジは食う。(もちろんただズル引きではなくアクションを織り交ぜている。)

もうひとつは、前アタリがわかったこと。これは大きい。大進歩であり、そして何より楽しい。
もちろん今回すべてのアジの前アタリがわかったわけではないことは言うまでもない。

さて、24:30、潮位も上がりだし帰れるか心配になってきた頃、ライントラブルもあり、
魚もある程度獲れたこともあり、とりあえずココは終了。
今日は凪なのでもう少しできたがまあまあまあ、一旦終了とした。

◆一応内房もレポート
早朝4:00からはカゴ師に混じって内房の深場に入ったが、
アジらしき反応はあったもののヒットさせることはできなかった。
いつもの常夜灯シャローに入ればなと後悔先に立たず。
朝マズメはメタジで戻りマルアジは居ないかと探ったがこれもダメ。
カゴ師にも僅かに小アジがかかる程度と不調であった。



今日の釣果。

21:50~24:30外房での12匹。
25cmを筆頭に20cmクラスを中心に16cmまで。
従来ならば取り逃がしていた魚を今回はボトム攻めと前アタリの感知でキャッチすることができた。
大満足の12匹だった。


‥‥ということは‥‥
「食性の違い」で片付けていたメガアジの、あのひったくるようなバイトにも
よくよく意識を高めると前アタリがあるのかもしれない‥‥。

‥‥ますますアジングが楽しくなってゆくのであった。



コメント
この記事へのコメント
>手のヒラアジさん
私の超変スペクタクルを熟読いただき誠に恐縮です(*^_^*)
なんと!振動の変化を捉え、アジのバイトをもコントロールする。究極ですねぇ。ただ問題はこの私目がこの変化を察知できるかどうかにかかってますね。次回この変化に注意してやってみたいと思います。
2010/11/11(木) 03:04 | URL | 塩人 #8DHrtJ/A[ 編集]
ども。
研究熱心ですねぇ~。(^^)
そういうの大好きです。(^^;
出しゃばりですが、私の私見を少々ご案内させていただきます。
まず、アジはJHのワームを捕食するとき、何度か口を開け閉めしながら噛みついていると考えられます。
モゾアタリの時にアワセが空振りすると、しっかり着いているはずの新しいワームでもずれてしまうことがあります。
これは、JHのフックポイントより後側のテールだけをくわえて口を閉じている証拠だと思います。
こんな時、ほんの少しだけアワセのタイミングを遅らせるとバッチリフッキングすることが多いので、早アワセしないでそのままリトリーブしていれば、もう一度口を開いて食い直ししているものと考えられます。
当然、アジが何度か噛みつく中で、フックポイントが口の中に入ってからアワセないとフッキングしないのですが、それでは、どこでフックポイントが口の中に入ったかを判断するか?
やわらかいソリッドティップのロッドを使ってロッドティップを見ながらアタリを取っていると、モゾアタリの後に一瞬だけ「コンッ!」とはじくような小さな動きが出ます。
私はこれがフックポイントが口の中に収まった瞬間だと判断しています。
JHにワームをセットしてアイの部分を強くつまみ、ワームの部分を爪で軽くはじいてみてください。
ワームはゴム質なので衝撃を吸収しながら「ボォ~ン」という鈍い振動が伝わります。
しかし、金属でしかも先端が尖ったフックポイントに爪が当たると、「コンッ!」という衝撃に変わります。
この振動の変化さえわかれば、前アタリをがまんしながら待つことも、タイミング良く瞬時にアワセることもできると考えています。

長文失礼しました。(^^;
2010/11/11(木) 00:08 | URL | 手のヒラアジ #-[ 編集]
>チキューさん
>餌ではほとんど釣れない状況で~‥‥
そんなのを聞くとまた行きたくなっちゃいますよ~(^-^)/
今回は横浜での体験を大いに活かせました。
大した数ではありませんでしたが一匹一匹駆け引きを楽しみながらの釣りは最高に面白かったです。
外房各所も良型が混じる状況で、これからどんどん状況はよくなっていくものと思われます。
またフラっと横浜にも立ち寄るかもしれませんので出くわした時にはよろしくお願いします(^-^)
2010/11/10(水) 15:21 | URL | 塩人 #8DHrtJ/A[ 編集]
そっちもいいサイズが入ってきたみたいですね。

こっちも台風をきっかけにようやくいつものアジが入ってきたようです。

餌ではほとんど釣れない状況で29~23が連発しましたよ。
2010/11/09(火) 23:58 | URL | チキュー #-[ 編集]
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