【1日目/6月3日】
行こうと決めてから半年。あっという間にこの日を迎えた。
北海道のイトウ釣り。主に道北なら猿払川か天塩川、道東なら釧路川。いずれも難関であることに変わりはないがイトウ釣りに入ったきっかけが猿払川のイトウおじさん。道北が身近だった。ただ、調べるうちに猿払は比較的釣り易いことからとにかく人が多いようだった。自分がもっとも嫌う要素だ。一方の天塩川は大河。ポイントが絞りにくく数が出ないことから人が少ない。ただ、一発大物が狙えるということだった。もうこれは自分にとって後者しか選択の余地はない。無表情な大河の釣りは利根川で嫌というほど体験済みだった。釧路川はまた別格。いずれ入ってみたいフィールドだ。


前夜、帰宅は22時半を回っていた。そこから最後のパッキング。ところが持っていこうと思っていたものが入らないこと入らないこと。
のんびり昼寝用にと買っておいた軽量折り畳みチェアーなんて、入らない入らない。
車中泊用のエアマット、入らない入らない。乾電池式扇風機2台、入らない入らない。1台でも入らない。

そんなこんなで荷物を減らしてなんとかスーツケースの蓋を閉じたのが日付の変わった午前1時。パッキングは旅における重要なスキルだなあとつくづく実感。睡眠時間3時間で4時には起床し、あみちゃんに駅まで送ってもらい、5時12分の電車で羽田空港へ向かった。

苦労してパッキングしたのだが空港計量で26kg!6kg超過で追加料金2500円は想定内。
なんとかかんとか荷物も預け出発待ち。ここで一眼カメラにSDカードが入ってないことに気づく。仕方なく売店で8GマイクロSDカードを1800円で購入。
色々あるのも旅の醍醐味。
離陸から1時間ちょっとで千歳空港に着くと乗り継ぎ者は呼び止められるのだがここでも事件発生。
羽田で乗り継ぎ便も同時にチェックインしておくことを知らず、千歳空港で一旦荷物ピックアップしてまた検査手続きするはめに。千歳空港で6kg超過料金1500円。これは想定外。痛い。
おまけに預け入れ荷物検査でアルコールコンロの燃料所持を疑われる。持っていたのはエスビットの本体。燃料は熊スプレーと一緒に現地に送付済みだったのだがスーツケースの中身を見せろという。
いま思うと何をそんなに持っていったのかと思うほどパンパンのスーツケースを開けさせられ潔白を証明。これまたひとつ勉強。





千歳からの乗り継ぎ便はボンバルディアDHC8−Q400とかいう定員74人の小型プロペラ機。遠征ムードをもりあげてくれる。ちょうど主翼近くの席だったためプロペラの振動をもろに受ける。実質30分ほどのフライトで稚内空港に降り立った。
機内アナウンスの通り、着陸し機外へ出ると強風吹きすさぶ5℃。冬だ。
レンタカー屋さんによると例年この時期はもっと暖かくこんなに寒いのは珍しいとのこと。
予約していたのはノートだったがレンタカー屋さんの都合で料金変わらずでセレナになるとは聞いていたがこれが新型でハイブリッド。正直ノートでの車中泊は厳しいものになるだろうと覚悟していたのでこの変更はほんとにラッキーだった。
手続きの際まず言われたのが鹿に注意するよう言われる。クラクション、パッシングは絶対にせず道路を横切るまで待つことと。不思議と熊については何度かこちらが聞いてやっと熊も危ないですから、って言う感じ。何なんだろうか。

さて、クルマも手に入れいよいよ三泊四日一人車中泊の旅が始まった。まずは熊よけスプレーやアルコール燃料を送ってあるヤマト運輸の豊富センターへ向かう。(帰りは熊よけスプレー以外にも荷物の一部をヤマトで送ってしまうことを思いつく。ここから千葉まで80サイズで1780円を確認。)





荷物をピックアップし、ビバーク予定の道の駅てしおへ。
しかし目的地に来たからといってすぐに釣りをする気分には意外となれないものだ。





なんとなく落ち着かず天塩川河口を見に行ったり。





 
後部座席をフラットにして寝床を作ったり、タックルを準備したり。やっとのことで釣りをするしかないようになりウォーミングアップで17時、一発大物が釣れると言う大場所に入ってみる。言ってみれば利根川中流域のような場所である。流れがあり水深も3ー4mといったところだろうか。19時まで2時間。まだ明るかったがアタリもなく雨と寒さで終了しセイコーマートでおにぎりとカップうどんを買い車中で夕食。なかなかひとりは寂しい。まだ慣れない。大盛りの赤いきつねなんて買わなきゃよかった。
食後はてしお温泉夕映へ。500円。赤茶色の塩分のあるお湯。やっと気分も落ち着き道の駅てしおへ。
車中泊と思われる京都ナンバー、神戸ナンバー、東北ナンバーなどのキャンピングカーやハイエース、軽バン、商用の4tトラックなどが停まっていた。
しかしセレナでよかった。ほんとついている。これが予定通りノートだったらと思うとぞっとする。
いよいよ明日から本格的に釣りとなる。22時に消灯。夜は気温5℃と寒いが春夏秋用の寝袋にダウンジャケットで厚着して問題なく眠れた。


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